一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

国語編 古文・漢文・近代文語文の対策 ~基礎知識をきちんとインプット~

今回は、古文と漢文のセンター試験対策と、一橋大学では近代文語文という古文と漢文が融合したようなものが出題されるので、2次試験対策については近代文語文についてはなそう。

 

 

センター対策

古文センター対策で核となる部分は?

その答えは、古文なら単語・文法だ

 

古文は単語と文法を知っていなければ 、問題文が読めないし、設問にも答えられない。

 

古文単語は英単語と同じようなものとして捉え、習慣的に勉強するようにしよう

 

ただ、古文単語を完全に押さえたからと言って問題文を全て読め、問題にもすべてこたえられるかというと絶対ありえない。

 

文法を身につけなければ不可能である。

 

古文の文法、特に助動詞と助詞を身につけよう。

活用形は声に出して覚えてみるという勉強法がオススメだ

 

古文文法は論理的なもので、勉強のやる気がほんとに起きにくい。

 

ただ、古文文法は勉強しないとほんとに問題が解けないし、ほぼ確実に古文が苦手になるので、絶対に勉強しよう

 

また、センターでは和歌が出題されやすいため、警戒している人が多い。

 

和歌についての問題がほぼ毎年1題は出るが、単語と文法を押さえれば大体解けるので和歌だけを対策するという意識だけでなく、単語と文法を押さえるついでに和歌も押さえるという意識を持つのがオススメだ

 

先ほど言ったように、助動詞と助詞を押さえれば和歌を解釈する際にあまり困らないはずだ。

 

文法を押さえたのに和歌の解釈ができない場合は、和歌の問題演習不足か、文法知識に穴があるかだと思うので原因を分析し、絶対に改善しよう。

 

古文単語と文法がかなり身についたと思った時点でセンター過去問にどんどん取り組んでいいだろう。

実際に過去問を解くことで問題演習の経験をつんでいってほしい。

 

漢文センター対策で核となる部分は?

その答えは、漢文なら語法だ

 

漢文は語法に尽きる。

再読文字や置き字などをちゃんと押さえよう。

 

漢文は大学受験で求められる量が多くないので1冊の教科書や参考書を何周もし、短期集中で勉強することをオススメする。

 

語法の知識を身につければ、ほんとにすぐ点数が上がるので国語が苦手な人はまず漢文を押さえ点数を確保するという戦略が結構良いとおもう

 

後は、何回も言っているがセンター過去問を解こう。

 

2次試験対策 ~近代文語文対策~

 一橋大学は古文や漢文は2次試験に出題されず、設問2で近代文語文というものが出題される。

 

 近代文語文は古文と漢文が融合したようなものだ。

 

近代文語文は国立大学だと一橋大学のみ、私立大学は上智大学と早稲田大学の一部学部でのみしか出題されない。

 

そのため、あまり参考書や問題集も出版されていない。

 

そのため、最良の問題集は一橋大学の過去問だと僕はおもう

 

基本的には古文、漢文の勉強をがんばり、受験期以外は特に近代文語文専用の対策をする必要はないだろう。

 

実際に、設問2では主に文章の内容を捉えて説明する問題が出される。

内容把握問題に慣れるにはやはり過去問演習を繰り返し、先生に添削してもらうのが一番だろう

 

受験期になったら、一橋大学の過去問を解き、解いたら学校や塾の先生にお願いして添削してもらおう。

 

僕は近代文語文については問題集などは特に使わず、一橋過去問と駿台一橋模試の過去問を解いて、添削してもらった。

 

オススメの参考書、問題集

 古文は単語帳と文法書、漢文は語法の参考書、近代文語文は問題集を紹介しよう。

 

まず、古文の単語帳でオススメなのはKey&Point古文単語330だ。

古文で重要な単語330語を載せており、シンプルかつ見やすいレイアウトになっている。

文章での使われ方ものっており、この一冊を覚えれば古文単語は大丈夫だろう。

 

古文文法でオススメなのは『読解をたいせつにする 体系古典文法』だ。

この本は学校専売のため、市販では手に入りにくいだろう。

しかし、この本に受験で必要な文法知識を押さえることができ、文法について詳しい解説がなされているため非常に使える文法書だ。

 

漢文でオススメなのは『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ) 』だ。

センターで問われる重要句法がのっており、この一冊で基礎固めができる。

この一冊をしっかり勉強したうえで、センター過去問に取り組めば点数は取れるはずだ。

 

近代文語文でオススメは一橋大学への国語 2018―実戦模試演習 (大学入試完全対策シリーズ)だ。

近代文語文は実際に問題にあたり、なれていく必要がある。

そして、先生に添削してもらうというのを繰り返せば、まず点数を落とすことはない。

 

そのため、この問題集と一橋過去問で実戦力を鍛えれば近代文語文は大丈夫だろう。

 

まとめ

 古文は単語・文法、漢文は語法を絶対におさえるようにしよう

 

古文単語は習慣的にちょっとずつ勉強するようにしよう。

文法はやる気が出にくいが、問題を解く上で絶対に必須となる知識で、文法を押さえれば絶対に力は伸びるので、それを意識して勉強してほしい。

 

漢文は一冊の教科書や参考書を何周もし、短期集中で勉強するのがオススメだ。

漢文はすぐに点数が伸びるので国語が苦手な人はまずは漢文を押さえてみよう

 

古文と漢文はセンターのみで問われ、近代文語文は2次試験で出題される。

受験期になったら一橋過去問を中心に問題演習をし、信頼できる先生に添削をお願いしよう