一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

英語編 英作文の対策 〜英語の総合力が試される〜

 

勉強法について

英作文は2次試験においては重要な分野だ。

特に、一橋大学入試では非常に重要である。

 

英作文は単語、文法、構文把握と英語の様々な知識にプラスで分かりやすい簡潔な表現で書くことを求められる。

 

 

まず、過去問や問題集を使って英作文を書いて見ることが大切だ。

 

書いてみた上で、どういう点に詰まったかを自分なりに調べてほしい。

 

例えば、自分が書いた表現の文法が正しいか自信がなのであれば文法知識に欠けがあるのだろう。

自分が思いついた表現が書けないのであれば、単語や熟語知識、もしくは英語での典型的な表現を知らない可能性がある。

 

実際に書いて見ることで、自分にどの能力が欠けているかを分析することが英作文の勉強を効率的に行っていく上で重要だと僕はおもう

 

英作文を書いたら、できるのであれば先生などに添削してもらうといい。

 

添削してもらうことで、自分では気づかないミスを指摘してもらえたり、自分の書いた英作文がちゃんと論理的な文章になっているかをチェックしてもらえる。

 

添削してもらった場合、直された部分はしっかりと確認し、次書くときに絶対に活かすようにしよう。

 

添削された表現を音読することで頭に染み込ませることもオススメだ。

 

 

英作文を問題集でやるか、過去問などで行うかは自由でいいだろう。

 

ただ、過去問は絶対に見て、どういう形式で英作文をすることになるかをできるだけ早く確認してほしい

 

一橋大学だと120字~150字程度で自由英作文をするというのが毎年の傾向だ。

 

受験が近づいてきた場合、問題集で英作文を勉強するよりかは、過去問の英作文を書いて先生などに添削してもらう方がいい。

 

意識してほしい3つのこと

英作文を書く上で意識してほしいことが3つある。

 

①単語のスペルミス、文法ミスに注意すること

1つ目は、単語のスペルミス、文法ミスだ。

 

英作文で似たような表現だけども少し違った表現を使ったとしても、部分点をもらえたり、減点はされないという可能性はある。

 

しかし、単語のスペルミスや文法ミスは確実に減点される

 

受験は1点で結果が変わるのであるから、単語のスペルミスや文法ミスが命取りになる危険性が十分にある

 

単語のスペルミスは日頃の学習で単語を全く書かないで勉強したりする場合に多い気がする。

 

音読中心で単語学習をしている人もいるかもしれないが、そういう人もたまには数回単語を書くという勉強もしてみよう。

 

 

また、文法ミスは知識はあるのに単純に凡ミスした場合と知識がなくて分からずにミスした場合の2パターンがある

 

知識はあるのに単純に凡ミスした場合は絶対にそのようなミスをしないように細心の注意を払うことを心に刻んでほしい。

 

知識がなくて分からずにミスした場合は、知らなかった文法知識を絶対に放置したままにしないようにしよう。

 

教科書や参考書で確認し、分からなかった知識を確実に身につけてほしい。

 

他の記事でも言ったが、文法の知識に欠陥があると英語の力が伸び悩むため、文法知識は確実に押さえる意識を持ってほしい

 

②論理的な文章を書くこと

一橋大学に向けた英語」の記事で書いたのだが、僕が英作文の力が伸び悩んだ主な理由として、論理的でない英作文を書いていたため、何を伝えたいかがぼやけがちだったことがある。

 

つまり、結論→理由→原因・改善という書き方の流れができていなかった。

 

 

例えば、「好きな食べ物は何か」みたいな設問があったとしたら、

「メロンが好きだ。なぜなら、メロンの甘味とジューシーさがやみつきだからだ。果物特有の甘味とジューシーさがメロンは特に強いから、僕はメロンにやみつきだ。」

というように、結論→理由→原因の流れで書くと読みやすいし伝えたいことが分かりやすい。

 

一方で、

「メロンの甘味とジューシーさが好きだ。メロンが好きで、とてもやみつきになる。メロンのような果物特有の甘味はおいしい。」

みたいな結論→理由→原因の流れができていない文は読みにくい。

 

というか設問にちゃんと答えていない印象をうける。

 

要は、何を伝えたいかがぼけけている英作文は設問にちゃんと答えていない印象を持たれ、点数も伸びなくなる。

 

結論→理由→原因・改善の流れをできるだけ簡潔に書こう。

 

この流れを簡潔にわかりやすく表現するために日頃、英作文で使える表現を勉強し、例文暗記をするのだ

 

英作文に使える表現知識と英作文の論理力は比例するといえるかもしれない。

 

ただし、結論→理由→原因・改善の流れをきちんと押さえている場合に限るだろう

 

 

ついでに、理由や原因・改善の部分で譲歩(確かに~、しかし‥)を使うと説得力が増す

 

「確かに~」の部分では自分の考えとは逆のあえて考えを示し、「しかし‥」の部分で自分とは逆の考えの利益を打ち消す考えを示すといい。

 

ちゃんと、「しかし‥」の部分で自分の考えを示し、逆の考えをつぶせるような表現を書くように意識しよう。

 

③添削してもらった英作文を見直すこと

当たり前だろと思われるかもしれないが、他科目との勉強の兼ね合いもあって結構復習は怠りがちだ。

 

添削してもらった部分は自分がミスしてしまっていた所なので、次は絶対に間違えないようにすべきである。

 

大体、1回間違えたところは2,3回と間違える。

 

復習しないと、また間違える可能性が高いので、そうならないためにも後から添削してもらった英作文を絶対に見直しをしよう

 

そして、添削してもらった英文はできれば暗記し、使える表現としてストックすることをオススメする。

 

オススメの参考書

英作文でオススメの参考書は『【自由英作文】英作文のトレーニング』と『減点されない英作文』だ。

 

 

『【自由英作文】英作文のトレーニング』は問題が多くのっており、解答例も2パターンのっていて、加点要素も示されている。

 

とても詳しく英作文について解説なされており、この一冊にきちんと取り組んで、後は英作文の過去問演習をしていけば英作文の力は相当つくはずだ。

 

自学向けでもある一方で、添削してもらうための題材としても使えるすばらしい参考書である。

 

 

『減点されない英作文』は読み物として僕は使った。

 

英作文の際に注意すべき点などが書かれていて為になることが多く書かれている。

 

重要表現なども掲載されているので、休み時間などの空いた時間に少しずつ読むことをオススメする。

 

まとめ

英作文は一橋大学入試で重要分野である。

 

英作文は単語、文法、構文把握と英語の様々な知識と論理的な英語表現が求められる。

 

過去問を見て、どういう形式で英作文を書くのか確認したうえで、書いた英作文はできるだけ添削してもらおう。

 

英作文を書く際に意識してほしいのは

  • 単語のスペルミスと文法ミスに注意すること
  • 論理的な文章を書くこと
  • 添削してもらった英作文を見直すこと

である。