一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

社会編 日本史・世界史高得点のコツ

今回は、日本史と世界史での模試やセンターでの高得点(センター8割以上)を取るためのコツを話したい。

 

日本史と世界史は国語や数学、英語などに比べると語句を覚えれば高得点が取れるため、勉強しやすいので、そこを意識してもらいたい。

 

 

重要語句を暗記する

社会科目に限らず、英語や国語でも言えることだが、重要語句を覚えることは必要不可欠だ

 

高得点を取る前に重要語句を覚える作業を行わない限り、間違いなく点数は取れない

 

当たり前のことだが、こうした当たり前かつ地味な作業が一番重要なのだ。

 

重要語句を覚える方法において、重要なことは

①語句の重要度順を知る

②自分が使いやすい教材を使う

の2つだ。

 

①語句の重要度を知る

まず、センターでは基本的に重要語句しか聞かれないため、あまり聞かれない語句や私立大学入試用の知識を覚えても得点を取る面での効果は薄い

 

そのため、厳選した重要語句を覚えるというメリハリをつけた暗記が重要だ。

 

①の語句の重要度を知るために、学校の授業を聞くこと、塾や予備校の授業を聞く、語句の重要度順を掲載している教材を使うといった方法が考えられる

 

個人的には学校や塾、予備校のカリキュラムに従って勉強していけば自然と重要度が分かるはずなのでそれに従うのがオススメだ

 

教材を使用する場合は、『実況中継シリーズ』や河合塾の『一問一答 ターゲット4000』、世界史の『時代と流れで覚える! 世界史B用語』がオススメだ。

 

特に、『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は非常にすばらしい参考書なのでぜひ手に取ってみてほしい

 

②自分が使いやすい教材を使う

②の自分が使いやすい教材を使うとは、表紙や文字のレイアウト、問題の構成などといった観点から使う教材を選んでみてほしい

 

掲載されている語句自体はセンター対策用のものであれば、ほぼ変わりはない。

 

この教材を使ったから落ちたみたいなことはまずない

 

もっとも、国立大学2次試験対策用や難関私立大対策用の参考書は掲載語句が変わってくるので、きちんと調べてから使用しよう

 

教材の評価が気になる人はネットを利用して調べてみると良い。

 

①と②はあくまで重要単語を覚えるために大切な要素であるということを忘れないでほしい。

 

一番大切なことは①と②を踏まえた上で、重要語句を暗記することだ

 

模試・センターで高得点を取るため意識すべきこと

日本史のコツ

日本史は時代の流れ、いわゆるタテの流れが重要だ。

 

重要語句を暗記していくのはすごく大切だが、高得点獲得のカギは時代の流れを押さえることだ。

 

例えば、奈良時代や平安時代であれば首都や天皇の流れを中心に据えて、語句で肉づけしていくイメージで暗記する。

 

近現代であれば、首相の変遷や恐慌の順番ごとに語句を覚えていくといった風に勉強する。

 

これを意識して勉強するかしないかで後々驚くほどの差が出る

 

特に、日本史は世界史よりも暗記量自体は少ない分、流れを身につけてしまえば高得点で安定しやすくなる。

 

普段の勉強で、各時代の主要要素(奈良時代や平安時代なら首都や天皇、中世なら将軍、近現代なら首相など)の流れを軸に語句を暗記するように意識しよう。

 

この勉強ができていると論文の力も比例して伸びる。

 

後は、センター対策でいえば、文化史や社会史、経済史といった分野ごとに問題をまとめて苦手な分野を特に対策するという方法もオススメだ

 

この方法だとピンポイントで自分の苦手な部分を潰すことができる

 

世界史のコツ

世界史は特定の時代に各国は何をしていたか、いわゆるヨコの流れが重要だ

 

世界史は語句を暗記することが日本史以上に重要であるが、ヨコの流れを意識して勉強すると高得点が取れる。

 

例えば、1600年頃にフランスではパリ条約が締結され、中国ではヌルハチが後金を建国し、日本は江戸幕府ができた、といった風に各国の出来事を押さえる。

 

センターでも、ある時代にある国では何をしていて、他の国では何をしていたかを問う問題が出るので注意しよう。

 

ヨコの流れを意識すると知識が抜けにくくなるため、その分失点も抑えられる。

 

ヨコの流れを意識して勉強する上で、『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は非常に役立つのでぜひ使ってみてほしい。

 

まとめ

日本史と世界史でセンター8割以上取るためには重要語句の暗記は必要不可欠だ

 

重要語句の暗記のためには

①語句の重要度順を知る

②自分が使いやすい教材を使う

という2つのことが重要要素となる。

 

①については学校・塾・予備校の授業や参考書を利用しよう。

 

②については、表紙や文字のレイアウト、問題の構成などといった観点から使う教材を選んでみてほしい。

 

日本史のコツは、時代の流れであるタテの流れを意識して勉強すること、センターで文化史や経済史といった分野ごとに問題をまとめてみることだ。

 

世界史のコツは、特定の時代に各国は何をしていたかというヨコの流れが重要だ。

 

最後に何度も言うが重要語句の暗記が結局は一番重要な社会科科目の土台であることを肝に銘じておこう

 

日本史と世界史の基本的な勉強方法と日本史の論述については、「一橋大学に向けた社会対策」で詳しく書いたので、ぜひ参照してもらいたい。

特に、日本史論述については僕が物凄く大切だと思うことを書いたので見てもらいたい。

 

www.study-to-pass-wesdf.com