一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

一橋大学に向けた英語対策 part2

前回の記事「一橋大学に向けた英語対策 part1」はコチラから

 

 

www.study-to-pass-wesdf.com

 

今回は和訳・構文把握、英作文、リスニングについてはなそう。

 

具体的な勉強法、分析と改善

 

和訳・構文把握について

文法に関連して、和訳・構文把握の勉強をするといいとおもう

つまり、身につけた文法をちゃんと理解しているかと意識しながら問題集や過去問などで和訳・構文把握をする勉強法がオススメだ

 

 

ただし、気を付けてほしいのは文法の知識がほぼ入っていない状態で和訳や構文把握に取り組むのはやめてほしい。

 

なぜなら、文法がわからない状態で解いても「理由付け」のないフィーリングで問題を解いているにすぎないからだ。

 

仮に、和訳・構文把握に取り組んだ際、文法が全然わからないと思ったら、思い切って基礎にたちかえり持っている教科書や参考書で分からなかった文法を徹底的に調べてほしい。

そのうえで、再度和訳・構文把握問題に取り組むとよい。

 

和訳を解く際に構文や文の構造を全く分からない状態で解く、いわゆるフィーリングで解く人がいるがやめてほしい(多分、帰国子女であればフィーリングでも大丈夫なのかもしれないけど…)。

 

構文や文の構造を全く分からない、いわゆる『理由付け』のない解き方は入試本番で太刀打ちできなくなる

 

だから、ちゃんと文法と関連付けて和訳・構文把握に取り組もう。

 

もちろん、解いた問題に出てきた文法と語法をチェックするのも忘れずにしよう。

 

高校生の時は授業で出された問題や大学入試の過去問で和訳・構文把握に取り組んでいた。

しかし、前述した通り、アウトプットができていなかったため文法に穴があり、和訳・構文把握をしてもいまいち力が伸びなかった。

 

浪人時は『Next Stage』を解きつつ、『基礎英文問題精講』と大学入試の過去問で和訳・構文把握に取り組んだ。

 

文法のインプット、アウトプットを行いつつ、取り組んだおかげか英語の力がついてきている感じがあった

それは偏差値が65程度までとれるようになった記述模試の結果からも見てとれた。

 

僕は『基礎英文問題精講』を気に入って使用したが、構文編と文脈編の解説がついているものしかやらなかった。

演習は解説が薄いとうか皆無に近いので個人的にはやらなくていいとおもう。

 

『基礎英文問題精講』は結構骨の折れる問題がそろっている。

 

ただ、この問題ができれば大抵の英文は読めるし、一橋大学レベルの英文も十分理解できる力がつく。

取り組む人はだらだらと解かず、しかし、ある程度スピード感をもって取り組んでほしい。

 

英作文について

英作文は英語の中で一番苦手な分野だった。

よく先生に何書いてあるのかいまいち伝わらないとかまわりくどいとか言われた。

 

今思うと、結論→理由→原因・改善という書き方の流れができていなかったからだと思う。

 

例えば、「好きな食べ物は何か」みたいな設問があったとしたら、

「メロンが好きだ。なぜなら、メロンの甘味とジューシーさがやみつきだからだ。果物特有の甘味とジューシーさがメロンは特に強いから、僕はメロンにやみつきだ。」

というように、結論→理由→原因の流れで書くと読みやすいし伝えたいことが分かりやすい。

 

「メロンの甘味とジューシーさが好きだ。メロンが好きで、とてもやみつきになる。メロンのような果物特有の甘味はおいしい。」

みたいな結論→理由→原因の流れができていない文は読みにくい

というか設問にちゃんと答えていない印象をうける。

 

英作文ではまず端的に答えを示し、理由をできるだけ他人が納得のいくようなものを挙げ、その原因や改善を示すということを意識してほしい

 

端的にわかりやすく自分の意見を述べるために英作文では多くの英語の表現を覚えるわけだ

 

日頃、授業や自習でみつけた英語の表現をなにかにまとめてみるという勉強法は結構いいかもしれない。

 

僕は最後まで英作文に苦しんだが、結論→理由→原因・改善を意識できていなかったのが一番の原因だろう。

 

英語の表現に気を付けるのはもちろんのことだが、論理的な書き方にもぜひ注意してほしい

 

リスニングについて

一橋大学にはリスニングが2次試験に出題される。

 

僕は過去問と駿台の一橋模試の過去問を繰り返しやっていた

後は、センターでの演習くらいだ。

 

リスニングは耳をならしておくことが大切だと思うので、一日数分でも英語を聞くと良いかもしれない

 

一橋大学の志願者ならば音を聞くだけじゃなく、ディクテーションも忘れずにやるように意識しよう。

 

書くことは難しいのでそこにもなれておきたい。

 

まとめ

以上、長くなってしまったが、英語には時間をかけて勉強してほしい。

英語は一橋大学に限らずどこの大学でも配点が大きいし、時間をかけた分伸びやすい科目だからだ。

 

まとめると、

  • 単語・語法はスキマ時間を使ってコツコツ覚える
  • 文法はアウトプット中心に勉強する
  • 和訳・構文把握は文法と関連させて勉強する
  • 英作文は表現を増やすことと結論→理由→原因・改善の流れを意識すること
  • リスニングは毎日少しでも聞いて耳をならすこと。

そして、

  • 受験英語の核は文法ということ

 

これをとりあえずおさえてほしい。