一橋大学に向けた英語対策 part1
おおまかな勉強方針
英語は高校3年生までは得意でも苦手でもなかったが、浪人時にはどちらかというと得意科目となった。
中学校のときは暗記一辺倒の勉強だった。
和訳とかも覚えて、文法はよくわからずに放置していた。
フィーリングで問題を解いていた。
高校生になっても同じような勉強をしていた。
英語は苦手ではなかったせいか勉強法を見直すということをしていなかった。
高校2年生になると問題演習をしたりしていたが、暗記重視の勉強をしていたせいで数学と同じく和訳や英作文などの発展問題には太刀打ちできなかった。
しかも、「なんでできないんだろう?」と全然原因に気づけていなかった。
高校3年生になるといよいよ過去問などの問題演習が中心になった。
しかし、いまいち力が伸びず、焦りも増し、「もっと問題演習をしなくては!」と考えて問題演習をした。
浪人時にはこれまでの勉強法じゃだめだとおもい、今までなんとなくでやっていた文法をまずしっかりと固めることを意識し、構文の把握も意識的に行うようにした。
そのおかげか英語の力はみるみる伸びた。
ただ、英作文がいつまでたってもできなかった。
結果として、センターは現役時に約155点、浪人時は168点だった。
現役時は記述模試では偏差値50~60くらいを行き来していた。
浪人時は偏差値60台で、良いときは65を超えたりしていた。
しかし、勉強法としてはダメダメだったとおもう。
具体的な勉強方法、分析と改善
単語について
単語は基本的に休み時間とか通学時間にしていた。
高校の時は『コーパス4500』という単語帳を、浪人時は『システム英単語』を使っていた。
個人的には『システム英単語』がオススメだ。
なぜなら、難易度で単語の区分がなされており、レイアウトもシンプルでみやすいのに受験で必要な単語を網羅しているからだ。
高校の時から『システム英単語』を使えばよかったとすこし後悔している。
単語帳はレイアウトとか文字の大きさとか自分にあったものを見つけられるとよいだろう。
語法について
語法は勉強しない人が多いかもしれない。
勉強せずとも、長文読解を積み重ねているうちに自然と身に付く人も割といる。
ただ、僕としては語法を勉強することをオススメする。
なぜなら、語法は知っているか知らないかの問題だし、センターでも2次試験でもかなり聞かれるからだ。
しかも、語法を知っていると知らない人では問題にかかる時間が全然違う。
僕は現役時にはほぼ勉強していなかった。
語法の重要性に気づいていなかった。
浪人時は『英熟語Always1001』という熟語帳で語法を覚えた。
レイアウトや中身が僕のお気に入りの単語帳である『システム英単語』に似ていたため、『英熟語Always1001』を選んだ。
現役時からこれを使えばよかったと後悔している。
語法の勉強をしたおかげで浪人時は語法問題はすぐに解けるようになり、割と得点源になっていた。
文法について
文法は現役時には抜けがあり、疎かにしていた。
個人的に英語ではこれが一番の後悔である。
文法はセンターの発音問題以外の全てに関わる。
受験英語の最核心部分だと僕はおもっている。
文法に抜けがない人は英語の力がちゃんと伸びている気がする。
逆に英語の力が伸びない人で文法に穴があるから伸びないという人は案外多いのではないか。
現役時は授業で配られたプリントと「UPGRADE」という問題演習形式の参考書を使っていた。
ただ、なぜか「UPGRADE」の中身や装飾が嫌いで全然手を付けていなかった。
「UPGRADE」に手を付けなかったこともかなり後悔している。
アウトプットすることで、インプットも兼ねるのが基本的に効率の良い勉強法だと僕はおもっている。
そのため、英語の基礎力を固めるはずの高校時に「UPGRADE」でアウトプットしなかったことでインプットも疎かになったと僕はおもう。
文法は論理的な分野であるため文法の勉強が好きな人が少ないだろう。
だからこそ、インプットに時間をかけすぎず、アウトプットをはやめにすることでやる気の低下を少しでも防ぐほうがオススメだ。
浪人時は『Next Stage』を使用し、なぜか『Next Stage』はすごくお気に入りだったので結構勉強した。
それこそ、文法部分はかなり回したとおもう。
浪人時に英語の力が伸びた主な要因は『Next Stage』でのアウトプット兼インプットをこなしたからだと僕は考える。
英語は分析が長くなりそうなので次の記事で和訳・構文把握、英作文、リスニングについて話そう。