一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

英語編 文法の対策 ~受験英語の最重要分野~

今回は、英文法の大切さや勉強法、オススメの参考書などについてはなしたい。

文法は受験ですごく大切なので英語が苦手な人ほど文法の勉強に取り組んでほしい。

 

 

文法の大切さ

「一橋大学に向けた英語対策 part1」の記事で書いた通り、受験英語では文法が最重要だと僕はおもう。

 

www.study-to-pass-wesdf.com

 

 

文法はすごく大切であるが、論理的なものであるためやる気が起きにくい分野である。

だからといって勉強しないと英語の力はほんとに伸びない。

 

今でも、現役時にもっと文法をまじめに勉強すればよかったと悔いている

 

オススメのやり方

文法はまず授業や教科書、参考書などで学んだ後に、『Next Stage』などといった網羅型問題集を解き、受験対策の問題集を解くのが王道だとおもう。

 

勉強法としては、導入として授業や教科書、『Forest』といった参考書で知識を入れつつ、同時並行で『Next Stage』などといった網羅型問題集を解いていくといい。

 

先ほど言った通り、文法は論理的な考えが求められるため、知識を暗記していくというインプットばかりしていても面白くないし、受験における英語の力は伸びるとはいいがたい。

 

『Next Stage』などといった網羅型問題集は問題数が多いため、一気にたくさんやろうとすると時間がかかるし、挫折する可能性が高い。

だから、時制を授業などで学んだら、『Next Stage』で時制の部分の問題を解くといった具合に取り組んでいくといい。

 

そして、網羅型問題集が1周終わった後はさっそく2周目にとりかかろう

1周目終わってすぐに取り組んだ方が、知識が抜ける恐れも低いし、より知識を定着させやすくなる

 

ここでオススメのやり方として、2周目で全然分からなかった問題に×マークなどつけ、なんとなく分かったけど理由までは分からない問題に△マークをつけるやり方がある

こうすることで、3周目以降、自分の苦手な部分や知識が曖昧な部分をハッキリさせることができ、×マークや△マークを重点的に勉強することで弱点補強をしやすくなる。

そして、弱点補強をすることで英語の力をグッと伸ばすことができる。

 

×マーク、△マークがついた問題をつぶすイメージで3周目以降取り組むといい。

 

網羅型問題集を上記のやり方で勉強し、ほぼ身につけたと感じたら実戦形式の問題集に取り組もう。

受験が近づいてきたら力試しに解くといいだろう。

 

自分が勉強して身につけた知識がどれほど定着しているかを確認し、苦手な部分や弱点がないかを探し、あった場合はそれをつぶすイメージで取り組んでほしい。

まずは、一通り解いて見て、間違えた問題は解説を熟読し、解説を見てもわからなかったりした場合は教科書や参考書を使って調べるようにしよう。

 

全然わからなかったりした場合はちゃんと基礎まで立ち返ることが案外近道となる

 

最悪なのはわからないままでほったらかしにすることだ。

わからないままにすると次、同じような問題が出た時にまた間違えるし、苦手意識もついてやる気が低下する。

 

このやる気の低下がたまると文法自体がつまらなくなり、勉強しなくなるという最悪のサイクルが完成する恐れがある。

 

文法は受験英語の最重要分野という意識をもって、勉強してほしい

 

オススメの文法書、問題集

オススメの文法書

僕は、英文法書は使わずに学校や予備校の授業で配られたプリントや板書を使用していたため、導入書についてはあまり詳しくない。

 

ただ、アドバイスとしては基礎まで詳しく書かれているネットで評判の良いものを使うのがオススメだ。

特に、基礎まで載っているものを持っておけば、問題集を解いて分からなかった部分があった際に調べることができる。

 

最近は、スマホなどで授業が受けることができるためそういったものを活用するのもオススメだ。

 

英語のやる気が出ない人はこういったものを活用することでやる気が出ることもある。

 

オススメの網羅型問題集

まず、網羅型問題集としてオススメなのは『Next Stage』だ。

 

受験に必要な文法知識が全て含まれているし、解説もしっかりとしている。

ただ、問題数が多いので、上記に書いた通り分野ごとに取り組んだり、1日何問といった風に決めて取り組むのがオススメだ

 

『Next Stage』にのっている文法をマスターすれば受験の大半の文法問題は解ける。

何回も解いて、答えとその理由がすべての問題でわかるくらいにまで完璧にしてほしい。

 

『Next Stage』と似たような網羅型問題集として『UPGRADE』という問題集もある。

『Next Stage』と『UPGRADE』はのっている問題が似ていて、『UPGRADE』を持っている人はそれで勉強して大丈夫だ。

 

ただ、なぜか僕は『UPGRADE』で勉強する気が全く起きず、『Next Stage』に変えたらなぜかやる気が出た(笑)。

 

自分にあった方を選ぶと良い。

 

オススメの実戦型問題集

オススメの実戦型問題集は『全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ』だ。

 

これには標準編と発展編があるが、標準編で大半の大学入試問題は解ける。

 

早慶を受ける人で文法問題が問われる人などは発展編も解いた方がいいだろう。

 

『全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ』は受験でよく問われる問題がのっており、この一冊で自分の弱点確認ができ、文法知識をより深く刻むことができる。

 

僕は浪人時代に解いたが、この問題集を解いて非常に力が伸びたと感じた。

 

取り組む際は、間違えた問題の解説を熟読し、わからない問題は教科書など見て基礎に立ち返ることを忘れないでほしい

 

まとめ

文法は受験英語の最重要分野だ。

 

導入と並行で『Next Stage』といった網羅型問題集を解き、2周目で全然分からなかった問題に×マークなどつけ、なんとなく分かったけど理由までは分からない問題に△マークをつけるやり方で取り組むといい。

 

そして、網羅型問題集をマスターしたと感じたら『全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ』といった実践型問題集で腕試しをしよう。

 

その際、間違えた問題の解説を熟読し、わからない問題は教科書など見て基礎に立ち返るように。

 

文法が定着していると英語の力がグングン伸びるが、逆に定着していないと全然伸びないので、絶対に勉強してほしい