一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

大学受験生活日記 ~現役生(高校3年生)編~

日記みたいに当時のメンタル面を中心にざっと振り返っていきたい。

 

 

春~夏前 ~センターが伸びない期~

高3になって、いよいよ受験が間近に迫ってきたという実感がわいてきた。

 

4月からは直近の模試を目標に勉強を進めていった。

 

センターと二次の比重は2:8~3:7くらいだった。

 

数学と英語がなかなかできるようにならず、すごく焦っていた。

数学は青チャート、英語は過去問などの問題演習をしていけば点数は上がるに違いないと僕は思っていた。

 

今思うと、基礎へ立ち返らず、暗記で乗り切ろうとしていた勉強姿勢をすごく後悔している。

 

この時期はセンター模試の点数も伸びなかったことで僕の焦りがさらに増した時期でもあった

多分、5教科7科目で600点前半くらいしか取れていなかったはずだ。

 

いくら二次試験が得意だろうとセンターがこの点数では一橋大学法学部だと足切りされる可能性が高い。

 

僕の焦りは増したまま夏に突入した。

 

夏 ~謎の楽観視~

夏は完全に2次の勉強に集中した。

 

一橋の過去問を解き、添削してもらっていた。

ただ、出来は良くなかった。

 

特に数学は全然できず、0完が当たり前だった。

英語も英作文が全然できず、長文読解もあまり出来が良くなかった。

 

そうした焦りはあったものの、なぜか一橋に落ちて浪人するというイメージは全くわかなかった

自分の頭のお花畑さにあきれるばかりだ…。

 

そうして夏に行われたセンター模試で600点後半になった。

2次の勉強に集中していた中でセンターの点数が上がったため、すごくうれしかった。

 

ただ、このせいもあって「何とかなるんじゃね?」という楽観視した感情が自分の中に広がってしまった

 

危機感を持ちすぎるのは精神衛生上良くない、ただ厳しい状況で楽観的な気分になりすぎるのも良くない。

 

そして、秋に自分のメンタルが崩れていった…。

 

秋~センター前 ~メンタル崩壊期~

9、10月になると勉強はセンター対策に完全にシフトした。

 

ただ、記述模試や大学別模試もこの期間にある。

 

11月にあった一橋模試の出来は悪く、E判定だった。

センター模試も600点後半で停滞し、正直合格は厳しい状況だった。

 

この時期に担任との面談があり、一橋は厳しいから志望校を1段階落として旧帝大志望に変えたほうがよいと言われた。

 

この時、中学の時から目指していた一橋に入れないという現実を突きつけられた感じがしてすごく悲しかった。

 

その日の夜、悲嘆にくれ、夜ベットで泣いたことを覚えている。

 

「俺、受からないんじゃ…」という思いが頭を駆け巡った。

 

学校でも落ち込んだ気分のままで、それを気にしてくれた担任や親が励ましてくれた。 これで、メンタルが少し回復した。

 

ただ、精神的にはすごくきつかった

それと同時に、「現役は最後まで伸びる」という言葉をマジックワードのように頭の中で反芻していた

 

センター直前期はいろいろ考えている暇はなく、ひたすら勉強だった。

 

ただ、正月に38.5℃くらいの熱を出し、ダウンしてしまった。

ここにきて、自分の体に影響が出てしまい、コンディションは最悪だった。

 

センター当日~2次試験前 ~一橋出願への道~

いよいよセンターが行われ、すこし緊張しながら受験地に行った。

 

ただ、ここまできたらやるしかないとおもい、全力を尽くした。

 

結果としては678点だった。

 

正直この点数で一橋大学は厳しい。

ただ、足切りはされないので、自分の希望通り、一橋大学に出願することにした。

 

2次試験まではひたすら一橋の過去問を解いた。

 

2次試験当日 ~緊張の本番~

前期は一橋大学法学部、後期は地方旧帝大法学部に出願した。

 

前期試験当日、なぜかあまり緊張しなかった。

 

試験会場ではまわりにいる受験生全てが賢そうにみえた。

 

試験会場では長机を2人で使い、1部屋に20人くらいいた気がする。

 

隣の人の貧乏ゆすりがすごく気になった。

 

2日にわたる試験を受け、担任に試験終了のメールを送るとすごく解放された気分になった。

 

そして、前期合格発表の日、ドキドキしながらパソコンで結果を見た。

 

結果は「不合格」

この時、はじめて「俺、落ちたのか…浪人か…」という実感がわいた

 

一橋に落ちたショックや捨てきれない一橋への思い、勉強をもうしたくないという気持ちなどから後期の勉強はほぼしなかった。

 

当然、後期も落ちて、浪人が決まった。

 

浪人が決まった時は「1年浪人すればいけるだろ」みたいな気持ちがあり、なぜか楽観視していた

 

つくづく頭の中がお花畑だ(笑)。

 

僕の感想

高3を振り返ると、メンタル的に秋が一番きつかったなあとおもう

 

泣いたりしたり、一問解けなかっただけで無性に腹が立ち問題集を投げ飛ばしたりしていた。

 

今思うと、かなりメンタルがやられていた。

 

受験生はメンタルのケアには気を使ってほしい

 

きついときは、友達や親、先生など誰でもいいから話をきいてもらうと良い

 

人に聞いてもらうということは思いのほか心がスッキリする。

 

メンタルが崩れると、勉強の効率も悪くなるし、体調を崩す。

 

現に正月という最悪の時期に僕は体調を崩した。

 

今思うと、絶対に高3には戻りたくない(笑)。

 

浪人生編はコチラから。

 

 

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