一橋大学不合格体験記

一橋大学不合格になった自身の体験談から勉強法などについて分析と改善していくブログです

1冊の参考書か複数の参考書か?

今回は、参考書の使い方について総括的にはなしたい。

 

参考書は1冊を使い続けるのが良いか、複数の参考書にどんどん取り組んでいくのが良いのかどちらかについて僕の考えをはなそう。

 

 

 

参考書のタイプ

参考書のタイプとしては

教科書タイプ、問題集、単語帳

の3タイプに分けられる。

 

その中でも、問題集は英語であれば、文法、和訳や長文読解といった分野ごとにさらにタイプが細分化される。

 

それぞれのタイプごとに考察をしてみよう。

 

①教科書タイプ

 このタイプの主な参考書としては、東進の『はじめからていねいに』シリーズや語学春秋社の『実況中継』シリーズ、英語の『Forest』などといったものがある。

 

こういった教科書タイプは内容が網羅的なもので、ある程度評価が高いものであれば正直どれを使っても劇的に成績が変わるようなことはない

 

そのため、厚いことが多い教科書タイプの参考書を複数持っていても、参考とすべきものがかえって多くなってしまい、逆に知識が定着しにくくなる弊害がある

 

しかも、厚い参考書を複数持つことはすごく重いし、持ち運びに不便で疲れてしまう(笑)。

 

内容が網羅的なもので、ある程度評価が高いもの1冊を土台とした方が知識の定着は簡単だと僕は思う

 

教科書タイプの参考書は学校や塾・予備校、ネットで評価の高いものを1冊に決めて使い、確実に定着させた上で、まだ他の教科書タイプのものが欲しいという場合にだけ追加で手に入れるというスタイルをオススメする

 

教科書タイプは3タイプの中でも特に1冊だけで良く、複数はいらないだろう

 

②問題集タイプ

問題集タイプは科目での分野ごとに更に細分化される。

 

先ほど言ったように、英語であれば文法や和訳、長文読解といった分野ごとに問題集を揃えるというのがオーソドックスだ

 

問題集タイプについて1冊だけで済ませるというのは正直不可能だろう

 

問題集タイプであれば、学校の先生や受験情報などから調べて、自分なりに受験において必要な分野を決める。

(例:受験で英語の文法と長文読解、国語の現代文、古文が課されるとした場合、英語は単語・文法・長文読解、国語は漢字・現代文読解・古文単語・古文読解を必要分野として決める。)

 

次に、必要な分野ごとに学校や塾・予備校やネットの評価から信頼できる問題集を1冊ずつそろえる。

(例:英語の単語は『シス単』、文法は『Next Stage』、長文読解は『やっておきたい英語長文300 500』、国語の漢字は『頻出入試漢字コア2800』、現代文読解は『上級現代文』、古文単語は『Key&Point古文単語330』、古文読解は『得点奪取古文』を選択する。)

 

そして、志望校の合格レベルに達することができるように問題集を追加する。

(例:英語の文法に『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』、長文読解に『やっておきたい英語長文700』、古文読解に『古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)』を追加する。)

 

ここで、重要なことは志望校合格レベルに達することの出来る必要最小限の問題集を厳選することだ。

 

つまり、必要なことは志望校合格レベルをきちんと把握すること、そのために過去問を研究しておくこと、必要となりそうな問題集をピックアップし評価を調査することだ。

 

問題集を選ぶ上において、これらが核心部分といえる。

 

いかに取り組む問題集を押さえつつ、知識と力を伸ばすかという意識の下で問題集を厳選するようにしてほしい。

 

結論を言うと、問題集タイプは複数使用することに絶対になるが、志望校合格レベルに必要最小限の冊数におさえるのがベストだ。

 

③単語帳タイプ

単語帳タイプは英単語・英熟語帳や古文単語帳といったものがある。

 

単語帳タイプは教科書タイプと同様に、これと決めた1冊を使い倒すようにした方が絶対に良い

 

1冊を決める際は学校や塾・予備校、ネットなどで詳しく調べてから使用するようにしよう。

 

単語帳タイプは評価の高いものは内容自体にたいした違いはないが、レイアウトや文字の大きさ、色、表紙などが自分に合うかで取り組むやる気が大きく変わってくる

 

単語帳タイプの参考書は自分のやる気を低下させず、維持してくれるようなものを選ぶことに注力した方が良い

 

僕も単語帳は『システム英単語』と『コーパス4500』というものを使用したが、レイアウトや文字の大きさ、色、表紙など『システム英単語』の方が自分には合っていたので、結局『システム英単語』のみを使用した。

 

英熟語帳はあまり注目されないが、個人的には使用した方が良いと思っている。

 

英熟語、語法や英熟語・語法帳の重要さについては「一橋大学に向けた英語対策 part1」の「語法について」という章で説明しているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

www.study-to-pass-wesdf.com

 

古文単語については英単語や英熟語帳に比べると、単語数自体は圧倒的に少ない、そのため、単語についてある文章自体を覚えてしまい、見ただけでどの単語かが分かってしまうような場合は新しく単語帳を1冊買っても良いだろう。

 

結論としては、単語帳タイプは教科書タイプと同様に、これと決めた1冊を使い倒すようにしよう

 

まとめ

参考書のタイプとしては

教科書タイプ、問題集タイプ、単語帳タイプ

の3タイプがある。

 

教科書タイプは内容が網羅的なもので、ある程度評価が高いものを1冊を土台としよう。

 

学校や塾・予備校、ネットで評価の高いものを1冊に決めて使い、確実に定着させた上で、まだ他の教科書タイプのものが欲しいという場合にだけ追加で手に入れるというスタイルをオススメする

 

問題集タイプは分野ごとに問題集を揃えるというのがオーソドックスで、複数使用することになる。

 

重要なことは志望校合格レベルに達することの出来る必要最小限の問題集を厳選することで、志望校合格レベルをきちんと把握すること、そのために過去問を研究しておくこと、必要となりそうな問題集をピックアップし評価を調査することを絶対にしよう

 

問題集タイプは複数使用することに絶対なるが、志望校合格レベルに必要最小限の冊数におさえることが肝だ

 

単語帳タイプはこれと決めた1冊を使い倒すようにしよう。

 

単語帳タイプは評価の高いものは内容自体にたいした違いはないが、レイアウトや文字の大きさ、色、表紙などが自分に合うかで単語に取り組むやる気が大きく変わってくるため、自分に合うものを選ぶように意識しよう

 

教科書タイプ、単語帳タイプは基本的に1冊

問題集タイプは必要な分野ごとに必要最小限の問題集を揃える

というが僕の考えだ。